BCP対策や多様な働き方への対応を目的にクラウドPBXを導入する企業が増えており、特にクラウドコンタクトセンタープラットフォームGenesys Cloudの市場シェアが伸びています。
Genesys Cloudはキャリア回線も含めてフルクラウドで利用できる点がポイント。
サービス提供元であるジェネシスクラウドサービス社もクラウド回線を利用する「BYOC Cloud」の構成を推奨しており、2023年12月にNTTコミュニケーションズがラインアップに加わったことで、2024年4月現在、Twilio、Vonage、KDDIを含む4社のサービスから選択できるようになっています。
拠点にボイスゲートウェイやSBCなどの設置も不要で、運用負担も大きく軽減されるなどのメリットが期待できます。また、2024年7月には国内2つめのサービス拠点大阪リージョンでもKDDIの接続が可能になるなど、BCP対策の観点からも堅牢性の向上が期待されています。