評価のバラツキを抑えることで、すべてのオペレーターが同じ基準で評価され、同じ評価基準に応じたフィードバックを受けることが可能になるため、一貫した教育が効果的に適用されるようになり、センター全体の応対スキルの底上げが期待できます。
今回は、より効果的なフォローや教育が可能になると注目される、リアルタイム音声認識技術を活用した応対品質管理の仕組みをご紹介します。
顧客の要求の多様化や人的要因(トレーニング不足やモチベーション低下等)で、応対品質にバラツキは生じていませんか?
コンタクトセンターでは、オペレーターごとはもちろん、拠点や窓口ごとに品質や生産性のバラツキがあることは原則許されないとされています。
一方で、近年はBCP対策を背景に、数十席という中小規模のコンタクトセンターでも分散運営する傾向が高まっており、メインは自社運営、それ以外はアウトソーサーに業務委託するなど、拠点によって運営体制が異なるが故に、対応レベルがバラバラになってしまっているという課題も増えています。
今後も採用難への対策や業務量の変動に柔軟に対応するために、アウトソーサーを活用するケースは増えてくるでしょう。このように運用体制がことなる場合においても一定の応対品質を提供するための施策として、応対品質を「評価する際のバラツキ」を抑える方法があります。