【Vol.07】ご来場ありがとうございました！『コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2023 in東京』出展レポ

今回、S&Iとしては初めて単独でブースを出展。このイベントに向けて、コンタクトセンター向け応対支援サービス「AI Dig」に、生成AIを活用したテキスト要約機能を追加開発し、正式リリース前のベータ版として初お披露目しました！

顧客とオペレーターの会話内容をリアルタイムにテキスト化した情報をもとに、生成AIが顧客情報や会話内容をまとめてくれる機能で、応対終了の履歴メモの作成に活用いただけます。特に応対履歴の作成は、オペレーターの文章力などにも依存してしまうケースも多く、きちんとメモが残っていなかった、重要な部分が書かれていなかったなどが原因で、引き継ぎや応対品質チェックなどの際に、読み手側へ上手く伝わらないといった課題を抱えているコンタクトセンターも少なくありません。

生成AIによるテキスト要約機能は、こうした課題を解決し、アフターコールワークの効率化/改善につながる機能ということで、ブースにお越しいただいた多くのお客さまにご興味をお持ちいただけました！今回のイベントまでに開発が間に合って本当に良かったです。

また、ベリントシステムズさんのブースにもAI Digのデモを展示させていただきました。以前のコラムでもご紹介しましたが、音声データをクラウドに保管するのはちょっと…というお客さまには、Verintリアルタイム音声認識を利用した構成がオススメです！

11月9日（木）には、AI Digなどのサービス開発の責任者である庄子 治（しょうじ おさむ）がセミナーに登壇。

「音声認識と生成AIで応対業務に改革を！進化する音声データ活用術とは？」というテーマで、急速に発展する生成AIを応対業務でどのように活用できるのか、そしてどんな点に注意しなければならないのかを詳しくご紹介しながら、音声認識技術を活用することで応対業務を効率化する仕組みをお話しさせていただきました。

生成AIと上手に付き合うことで、これまで人が担っていた部分もAIに任せられるようになります。一方で、まるで事実を述べているかのように嘘を付くハルシネーション問題やデータの取り扱いなど考慮しなければならない点も少なくありません。

今回のセミナーでは、生成AIのメリットだけではなくこうした考慮点との向き合い方についても詳しく解説しながら、音声認識技術と生成AIをセンター運営に組み込んでいく方法をご紹介しました。

日々、庄子がお客さまに提案活動する中で実際に相談される課題など、リアルな声を交えてのセッション内容に、メモを取りながら真剣に耳を傾ける来場者の方も多くいらっしゃいました。
アンケートでは、「生成AIの利点だけではなく課題にまで触れられていて理解が深まった」などのご意見もあり、今後のセンター運営に役立つ情報をお持ち帰りいただけたのではないかと思っています。

また、たくさんの貴重なご意見・ご感想をいただきありがとうございました。

今回のセミナーは100名の定員に対して、立ち見でご参加いただいたお客さまも。
当日セミナーに参加できなかった、聞いてみたい…という方にお知らせです！

12月11日（木）に日本IBMさんと開催するセミナーでも、音声認識と生成AIによる音声データ活用術をテーマにお話しする予定です。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご参加ください。お申し込みはこちらから受け付けています。




録音した音声データを活用できていない、音声認識技術の導入を検討したい、生成AIの導入・活用について話が聞きたいなどございましたら、お気軽にS&Iまでご相談ください！お客さまのご状況やニーズに応じたご提案をさせていただきます。