コンタクトセンターはミッションクリティカルな運営が求められ、24時間365日、障害を始めとした業務停止が許されないケースが多く、通信品質と安定性を最重要の要件となるネットワーク基盤の設計・構築が求められます。
また、ビジネス拡大に合わせてクラウドやAIなど最新技術への対応、拠点統廃合などの環境変化にも柔軟に対応できるフレキシブルな構成のネットワークを構築します。
比較的大規模なコンタクトセンターだったが、運用上必須となる拠点統廃合等によるネットワーク構成の変更が容易に行える設計や構成ではなかった。新たなコンタクトセンター のネットワークインフラは、シンプルな設計をベースにダイナミックルーティング技術を利用することで、データセンター受け口の回線冗長化を含むネットワーク機器の二重化を基本ポリシーとした設計・構築を実施。柔軟性と併せて堅牢性も担保した。
また、今後の拡張性も重視し、将来的にクラウド/AIシステムへの接続する可能性も考慮したネットワーク設計を行うと同時に、安定性やコストメリットが得られる環境を追求した。