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café SANDI

【Vol.026】2025年は“カレンダー”じゃなくて“カレー”だ!

2025/01/29

S&Iの年末年始のご挨拶のお供は、2016年からずっと貼ってはがせるマスパッド型カレンダーでしたが、2025年はなんとS&Iオリジナルパッケージのレトルトカレーに変わることに!

今回は、これまでのオリジナルカレンダーを振り返りながら、レトルトカレーになった経緯をご紹介します!

隠れファンも少なくなかった「貼ってはがせるマウスパッドカレンダー」

2016年版から制作を始めた「貼ってはがせるマウスパッドカレンダー」は、四半期ごとのWeekナンバーが入っている点が特長で、右上にS&Iのロゴが入っているだけというシンプルなデザイン。毎年楽しみにしてくださっているお客さまもいらっしゃり、そこそこ人気があったのではないかなと自負しています。

そんな貼ってはがせるマウスパッドカレンダー、実は、カレンダー本体は1年目から評判が良く、2016年から2024年の間で改善されたのは、2017年版で少しサイズを大きくしただけ。一方で、“パッケージ”は何度も改善が繰り返されました。
使う用紙や基本的な仕様が固まった後も、毎年デザインに応じてイメージ通りに窓をカットできるか調整が入るなど、オリジナル封筒にはひとかたならぬ想いがありました。

これまで作成したカレンダー

何でカレー?!社内も驚かせたオリジナルパッケージのレトルトカレーへの変更

思い入れも、隠れた人気もあった、貼ってはがせるマウスパッドカレンダー。なぜ、2025年からオリジナルパッケージのレトルトカレーになったのか…?

カレンダーをお配りしている会社も多いと思うのですが、もらう側になってみると、頂いたたくさんのカレンダーが社内に積まれていく…ということ、ありませんか?
S&Iのオリジナルカレンダーも、隠れた人気があるとはいえ、全部が使っていただけるわけではありません。

もし使っていただけたとしても、S&Iのカレンダー、実は、カレンダー本体よりもオリジナル封筒の方がコストがかかっている…という何とも言えないコストバンランスになっていました。こだわって作っているオリジナル封筒なので、制作側からすると少しもどかしさもありました。

そんな事情を抱えつつ、カレンダーの必要部数の確認を始めた2024年9月の半ば頃、来年はカレンダーをやめて他のものにしては?という意見が社長から。
※例年、9月中に部数を確定し、10月頭にはカレンダー本体と封筒をそれぞれ発注、デザインを確定し、11月中旬には納品されるように進めています。

確かに、最近ではフリーアドレスで自席を持たない人や、リモートワークの増加で、卓上カレンダーの置き場所も減少…。貼ってはがせるカレンダーの貼り場所も減ってきているのも事実。

また、2024年度から会社のパーパスに『人と社会をつなぐ「コミュニケーションの進化」に貢献する』を策定し、「コミュニケーションの進化」を謳っているのに、いつまでもカレンダーをお配りするのはつまらない、お客さまに“楽しさ”と“印象に残るもの”を届けよう!ということで、「カレンダー」から連想して「カレー」に変えることになりました。

しかも、レトルトカレーであれば、ランチなどで手軽に召し上がっていただけるし、非常食にもなるので、食べずに捨てられてしまうということも確率としては低くエコにもつながります!さらに、コストもカレンダーとほぼ変わらずに作れることが分かり、大急ぎで準備に取り掛かりました。

さまざまな意見はあるけれど、これからもS&Iらしさを探求していきます!

実際にカレーが納品され、お客さまにお配りするタイミングになると、貼ってはがせるカレンダーが驚異的な軽さとコンパクトさだったため、現場からは特に「荷物になる…」という意見もたくさん。

でも、「カレンダーより実用的だね」「ヘビのお肉が入っているの?(パッケージが干支のへびのデザインだったので...中身はビーフカレーです。)」など、面白がって受け取ってくれるお客さまもたくさんいらっしゃいました。

いろいろな意見はあるものの、少しでもお客さまとの“コミュニケーション”のキッカケになっていたのであれば、今回の取り組みとしてはまずまずだったのではないかなと考えています。

来年も引き続きカレーなのか、他のものになるのか、まだ分かりませんが、社内からフィードバックをもらいながらブラアッシュアップしていければと思います!

完成したオリジナルパッケージのレトルトカレー。中身はビーフカレーです。

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