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café SANDI

【Vol.007】30周年記念動画を2本作成しました。
その裏話をコッソリ記事にしちゃいます。

2017/09/16

S&Iの30周年記念では、2本の動画を制作しました。コンセプト動画とインタビュー動画です。約1分半と3分の動画には、これまでの感謝の思いと今後の決意、関係会社様の期待がぎっしり。そして、制作担当者の苦労もギュッと詰まった(?)会心の作となっています。
この記事では、動画制作の舞台裏をご紹介。動画を「まだ見ていない」と言う方はご覧の上、お読みいただけると数倍楽しんでいただけると思います。



動画制作が1本→2本に。迫るお披露目期日に焦る!!

今回は、「印象に残る30周年記念を企画しよう」ということになり、動画制作を決めたのが3月中旬頃。そこから制作会社をGoogleで検索し、見つけたのがクロスコ株式会社さんでした。伝えたいメッセージや動画イメージを話したところ、スムーズに共有できたので、「これは、クロスコさんしかない!」と直感的に感じました。

当初は、インタビュー動画のみを制作するつもりだったのですが、
「動画メールの配信を考えると、コンセプト動画もあった方がいいのでは?」
とのクロスコさんの提案もあり、2本制作することに決定。4月中旬に、全体スケジュールを作成しました。

今回の30周年記念では、他にもさまざまな取り組みをしています(詳しくはこちら)。
中でも大きかったのが、「コーポレートロゴの刷新」。そのお披露目を7月開催のSoftBank Worldでと決めていました。スポンサー枠で動画放映してもらうことを考えると、7月前半での完成はマスト。
でも、あれよあれよという間に日にちが過ぎ、コンセプトムービーに関しては、6月頭の段階で全体ストーリーはおろか、イラストのテイストさえも決まっていない状態。それでも何とかなったのは、クロスコさんのおかげです。この場を借りて、感謝の言葉を再び。
「本当に、ありがとうございました!」

もちろん、コンセプトムービーも大変だったのですが、さらに大変だったのはインタビュー動画。社内だけでなく、株主である日本ユニシス株式会社様、日本IBM株式会社様、ソフトバンク株式会社様のTOPクラスの方々にもお話をいただくことになり……。

ということで、ここからは、インタビュー動画制作の裏話をお伝えしたいと思います。

話者4人を3分の動画に抑える大命題

今回、インタビュー動画でお話しいただいたのは、

日本ユニシス株式会社 代表取締役社長 平岡昭良様
日本IBM株式会社 執行役員 ワトソン事業部長 吉崎敏文様
ソフトバンク株式会社 代表取締役副社長 兼 COO 今井康之様

これに加え、S&I社長の藤田が、これまでの30年間を振り返りながら、これからの取り組みについて語ることになりました。

動画は3分で話者が4人。当然、1人あたりのカットはかなり短くなります。長いお話は入りきらないので、一問一答形式にし、短い言葉でご回答いただくことに。

撮影秘話1(日本ユニシス株式会社 代表取締役社長 平岡昭良様)

平岡社長からの要望は、入力した文章を平岡社長の声で再生する「デジヒラくん」との共演。どうすれば効果的な共演になるのかを試行錯誤し、最初にデジヒラ君からスタート。その後、立ってお話いただく平岡社長の後ろに、デジヒラ君が映ったモニターを置くという流れにしました。

お話いただいたのは、これからの時代とS&Iヘの期待について。デジヒラくんを絡めて紹介することで、短いながらも、分かりやすく端的にまとまっています。

デジヒラくんを動かすには、モニターの近くで操作しなければなりません。それでいて「映りこんではいけない」という絶対条件もあったため、日本ユニシスの女性担当者が観葉植物と壁の間に隠れ、かなり窮屈な体制で操作するという結果に。ご協力ありがとうございました。

撮影に要した時間は20分。平岡社長が撮影に慣れていることもあり、あっという間に完了しました。

撮影秘話2(日本IBM株式会社 執行役員 ワトソン事業部長 吉崎敏文様編)

IBMで撮影にご協力いただいたのは、Watson事業の責任者である吉崎事業部長様。Watsonと言えば、S&Iの主軸ビジネスにしようとしているので、ありがたい限りです。

撮影を行ったのは、日本IBM本社7階にあるClient Experience Center(CEC)。以前、こちらの記事でも紹介していますが、100年を超えるIBMの歴史の中でも象徴的な製品がズラリと展示されているスペース。今回の動画では、その展示物は撮影しませんでしたが、一見の価値のある場所です。

お忙しい中、無理を言ってスケジューリングしていただいたので、撮影に許された時間は30分。「終わるかなぁ」と心配した私たちをよそに、撮影はサクッと終了しました。やはり、話慣れている方々は違うんだなぁと、感動すら覚えました。

撮影秘話3(ソフトバンク株式会社 代表取締役副社長 兼 COO 今井康之様編)

ソフトバンク様に、今回の動画の件をお伝えしたところ、「ソフトバンクで撮影しますよ」と言っていただけました。少し(いや、かなり?)驚いたのですが、ソフトバンクの撮影担当の方とクロスコさんの間で、使用機材や構図など、かなり細かく共有していただき、まったく違和感のない仕上がりになっています。

これはプロの仕事です。いや~、すばらしい!

撮影秘話(S&I社内編)

さて、最後に紹介するのが、S&Iの社内撮影です。
代表取締役社長の藤田和夫は、一番長い時間話をすることになります。普段からオシャレに気を遣う人間で、撮影にあたっても、どんな格好が良いかをあれこれ考えておりました。「濃い目の色のシャツだと表情が暗くなるよね」と細部にもこだわり、結局、迷彩柄のジャケットを着用することとなりました。自社の社長ながら、本当にオシャレです。

同時に、社内のイメージカットも撮影したのですが、こちらは不安がたくさん……。
実は弊社、いろいろなものが方々に置いてあり、「雑然」という言葉がピッタリなのです。以前に撮影をした時には、かなり暗くなり「どんよりオフィス」という印象に。そのため「今回は何とか明るく!」と切望していました。何しろ、30周年記念動画ですから。

でも、クロスコさんはすばらしい!プロです!プロ!!
照明にも気遣っていただいた上に、編集でも明るさを調整していただいたおかげで、明るいオフィスになりました。しかも、オフィス内が絵になっている。いや、気品まで感じられる!
クロスコさん、ありがとうございます(感涙)

業務は違っても、共通の精神を感じたクロスコさんの活躍に感謝

期待以上の動画を作成していただいたクロスコさん。
コンセプトムービーのアニメーション動画では、「白・青・グレー・黒というシンプルな色で表現してほしい」という無理難題にも、すばらしいセンスを発揮してくれたことも書いておきます!

クロスコさんの設立は、1984年。S&Iよりも少し古い会社です。
「映像制作だけでは時代の変化に取り残されてしまう」との思いから 時代のニーズに合わせたサービスを提供し続けて今に至ります。
S&Iもネットワーク工事の会社として設立し、その後、サーバー構築やコンタクトセンターの構築、スマートフォンに対応したPBXシステムの提供。そして、Watsonへの取り組みと、時代の変化に 併せて提供するサービスを変えてきました。業務内容は違いますが、共通点も多いと感じてくださったとのこと。私たちも、とてもうれしく思います。

今回の制作については、クロスコさんの「Watnedly」というメディアでも紹介いただいているので、お時間のある方は、ぜひ。

30周年記念動画を撮影するにあたり、スクリプトの作成やコンセプトの再確認を通じて、自社の事業や「honest.」の精神を客観的に見る機会に恵まれました。撮影では、株主企業様にもご協力いただき、身も引きしまった気がします。

コンセプトムービーは、「私たちが一段上がれば、見える世界も変わるだろうか?」でスタートします。30周年を迎え、これからも着実にステップアップしていきたいと思います。
この先、見える世界は変わります。
いえ、S&Iが変えてみせます!
これからのS&Iも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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