現在は、自社製品であるスマートフォン対応PBXソリューション「uniConnect」の開発とそれに付随する請負案件のプロジェクトリーダーをやっています。具体的には、自社製品の開発では、スケジュールの策定から製品のリリースまでのマイルストーンの定義、それと、開発作業からテスト、製品としてリリースするまでの一連の工程を管理しています。請負業務では、お客様へのヒアリングから、要件を定義して、見積もりのほか、受注後の開発作業や導入等が担当になります。
ちょうど今、uniConnectの管理者向けツールの新バージョンの開発を進めています。現行バージョンの課題の洗い出しと解決策や、新バージョンのアーキテクチャーを考えて、検証しながら試作を繰り返して、レビューに回して、開発にこぎつけて…という一連の開発作業の企画段階から加われるので、面白い仕事だなあ、って思います。こういうことって、大企業ではなかなかできませんから。特に、uniConnectは、自社開発製品なので、やりたいことができる、「想像の世界」がメンバーとディスカッションしながら形になっていく面白さがありますね。とはいえ、サーバー、利用デバイス側、システム管理者用のそれぞれのアプリケーション、さらにはその周辺ツールなど、多岐に渡るコンポーネントで構成されているため、プロジェクトリーダーとして取りまとめるには、それぞれに対する知識がないと難しい。「広く浅く」でもいいので、さまざまな知見を持つよう心がけて、日々改善のための考えを巡らせながら、そして楽しみながら開発に臨んでいます。