2つ目は、「金融DX」です。これまで押印文化や、雇用時に業務内容の定めがなく、チームに与えられた仕事をみんなで取り組む仕事の仕方が主流であるが故に、なかなかテレワークが浸透しなかった金融業界でも、コロナ禍を経て働き方が大きく変わりつつあります。S&Iは、金融のお客さまのDX推進支援において「電話環境の改善」をお任せいただく機会が非常に増えています。
必要なセキュリティ対策を施した上で、社内勤務とほぼ同等のPC環境を場所を問わず利用できるなど、約87%の金融機関がテレワークに取り組んでいる※1といいます。
一方で、足枷となっているのが「電話環境」です。テレワークの増加に伴い固定電話への入電に応対できない、取次業務のために誰かが出社せざるを得ないといったケースは少なくありません。このような場合で多く検討されるのが固定電話からスマホへの置き換えですが、単純な置き換えでは担当部門への転送や、休暇中/会議中などに取次をお願いするなど、固定電話だからできた応対はできなくなります。
(※1 引用元:https://fit.nikkin.co.jp/post/detail/fm0074)
「
固定電話の良いところをスマホに取り込むことで利便性・機動力を向上させたい。」
S&Iはこうしたニーズにお応えするPBXソリューション「uniConnect(ユニコネクト)」をご提供しており、大手金融機関様でも採用いただきました。uniConnectは、会社番号での発着信や転送、自動応答などがスマホで行えるとともに、各拠点にPBXを設置する必要がなくなるため、全国各地に多くの支店を抱える銀行、証券会社様などでは、運用コストの抑制も期待できます。また、ご指定のデータセンター等への導入や、クラウド基盤上からの提供も可能です。
最近では、コミュニケーションも多様化し、相手やシチュエーションに応じて連絡手段を使い分けなければならないケースも増えています。こうしたニーズに対し、uniConnectはMicrosoft TeamsやGoogle WorkspaceなどのUCツールとの連携にも対応しています。S&Iでは、uniConnectの提供を通じて、より自由なコミュニケーションの実現で企業のDX推進をサポートしています。