エス・アンド・アイ株式会社(東京都港区 代表取締役社長:藤田和夫、以下、S&I)とパーソルワークスデザイン株式会社(東京都豊島区 代表取締役社長:軽井宏直、以下、パーソルワークスデザイン)は、コンタクトセンターのデジタル化推進に関する包括的業務提携契約を締結したことをお知らせします。
コンタクトセンターのお客さまを対象にAIの音声認識技術の分野において培ってきたS&Iの技術力とナレッジを中心としたコンタクトセンター運営を得意とするパーソルワークスデザインのノウハウを掛け合わせ、より革新的なコンタクトセンターサービスの開発を進めてまいります。
新型コロナウィルスの影響やクラウドの普及等により、コンタクトセンターにおいても急速にデジタル化が進むとともに、蓄積されたデータを活用することで新たな価値を創造し、より事業を成長させるためのDXの推進が重要になっています。
S&Iとパーソルワークスデザインは、2018年よりコンタクトセンターのオペレータとお客さまの対話における暗黙知データを収集・蓄積し、ナレッジデータとして利活用できないか、共同で研究を開始し、2019年より、S&Iが提供するAIを活用した応対支援サービス「AI Dig」をパーソルワークスデザインが運営するコンタクトセンターにて採用、応対業務にまつわるデータを蓄積する仕組みを構築してまいりました。
今回、パーソルワークスデザインが蓄積したデータをカテゴライズ・タギングし、データカタログ化することで、類似性のある業務での再利用を可能にする顧客体験データプラットフォームを開発、提供できる準備が整ったことを受け、より多くのコンタクトセンターでのDX推進を強力に支援することを目的に本契約の締結に至りました。
今回締結する契約の内容は以下の通りとなります。
① コールセンター/ヘルプデスクサービスにおける提案活動に関する協業
② ナレッジデータ活用および新サービス開発に関する協業
③ マーケティング分野での協業
④ その他上記記載事項に付帯関連する協業
今回の発表にともない、パーソルワークスデザイン様よりコメントを頂いております。
この度、コンタクトセンターDX化で業界をリードするエス・アンド・アイ株式会社様と包括的業務提携契約を締結できたことを誠に嬉しく思います。
貴社の突出したAI活用のノウハウと、弊社の国際標準に基づくナレッジマネジメントを掛け合わせることでめまぐるしく変化するコンタクトセンター業界にイノベーションを創出してまいります。
― パーソルワークスデザイン株式会社 代表取締役社長 軽井 宏直
今後、S&Iとパーソルワークスデザインは、より高品質かつ迅速なコンタクトセンターサービスの提供を推進するとともに、ナレッジデータを活用した新しい価値の創造に向けて共に取り組みを進めてまいります。