平素は、弊社および弊社ソリューションKnowledge Discovery に格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
2019年4月26日、Knowledge Discoveryの最新バージョン(ver.2.0)をリリースいたします。本バージョンにおける主な変更は、以下の通り。
- UIデザイン刷新
- ユーザービリティーを考慮し、全面的に画面UIを変更しています。
- 音声認識精度向上機能の追加
- Watson Speech to Textにおける 辞書および文章学習を、お客様にて実施いただけるようになります。これにより、運用業務にてタイムリーな音声認識の精度向上が可能となります。
- ナレッジ検索の表示項目の追加
- ナレッジ検索時に表示される回答一覧にて、各回答候補に含まれる“最も確からしい”文章の一部を表示する「パッセージ表示」および、検索にヒットしたキーワードの「ハイライト表示」に対応しました。これにより、AIがなぜその文章を洞察したのかを確認できるとともに、適切な回答がどれなのか、スピーディーに判断できるようになります。
- グループ機能の追加
- Knowledge Discoveryでは、業務ごとにナレッジ(Watson DiscoveryおよびSpeech to Textに対する学習データ*1)をそれぞれ用意する必要があります。今回、業務単位ごとに“グループ”という概念を新たに導入し、グループごとに使用するナレッジおよびメンバーの管理が可能になりました。これにより、ユーザーは複数の業務にまたがる場合も、グループを切り替えることで、業務に応じたナレッジ検索を利用できるようになります。
*1)グループには、Watson DiscoveryのコレクションおよびWatson Speech to Textカスタムモデルが紐づきます。
- 音声ログ閲覧機能の拡充
- ・音声ログの閲覧機能を一般ユーザーも利用可能に
これまで管理者および編集者権限を持つユーザーのみに限られていた音声ログの閲覧機能を、自身の音声ログに限り、一般ユーザーも利用可能になります。
・音声ログデータのCSVダウンロードが可能に
応対日時および担当者を条件に抽出した音声ログデータをCSVファイルにて一括ダウンロードできるようになります。