エス・アンド・アイ株式会社（東京都中央区 代表取締役社長：藤本司郎。以下、エス・アンド・アイ）は、株式会社札幌ドーム（北海道札幌市 代表取締役社長：長沼修。以下、札幌ドーム）に、スマートフォン内線化ソリューション「uniConnect（ユニコネクト）」を提供したことを発表します。「uniConnect」は、NECネッツエスアイ株式会社（東京都文京区 代表取締役執行役員社長：和田雅夫。以下、NECネッツエスアイ）により、電話交換機（PBX）「NEC UNIVERGE（ユニバージ）SV9500」と連携した電話システムとして札幌ドームに納入されました。これにより、固定電話およびiPhoneまたはAndroidスマートフォンによる電話の内線化が実現しました。

札幌ドームは、北海道で唯一4万人の動員が可能な大規模イベント施設の運営会社として1998年に設立され、イベント誘致や自主イベント企画、施設管理など、エンターテインメントビジネスを幅広く手がけています。来場するお客様はもとより、選手やアーティストなどの出演者、イベント主催者など、関係するすべての人にご満足いただけるサービスを提供することをモットーに、約30万平方メートルもの広大な敷地内で働く社員の業務効率の向上を目指しています。

近年の電話通信環境のトレンドや自社の持つ課題を踏まえ、札幌ドームは老朽化したPBXのリプレイスとあわせて、社員がどこにいてもスマートフォンで電話を受けられる環境として、『スマートフォンの内線化』を検討していました。また、社員が私物として所有しているスマートフォンの業務利用、BYOD（Bring Your Own Device）を同時に実現したいと考えていました。これらの要望を満たすために、NECネッツエスアイが選んだのが、当社の「uniConnect 3」であり、uniConnectの販売代理店であるオムロン フィールドエンジニアリング株式会社（東京都目黒区 代表取締役社長：関戸隆明、以下OFE）の構築協力を得て、PBX「UNIVERGE SV9500」と連携したスマートフォン内線化ソリューションとして提供されました。

【札幌ドームにおけるIP-PBX「UNIVERGE」と「uniConnect 3」の連携】

uniConnectは、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンに企業の電話番号を持たせたダイヤラーアプリケーションと企業内に設置する専用システムを連携させるもので、通信キャリアと契約する携帯番号の他に、会社の固定番号をスマートフォンで利用できるようになり、会社の固定番号にかかってきた電話をいつでもどこでもスマートフォンで受けることが可能になります。外出時にお客様からの電話を取りそびれることも、転送させる煩わしさも不要になり、業務効率化やコミュニケーションロスの減少に期待が寄せられています。また、スマートフォンに標準搭載されているダイヤラーとuniConnectダイヤラーを使い分けることで、簡単に通信費を分計することが可能です。業務通話分の精算手続きなどの負担なしに、簡単に公私分計できることから、BYODの実践にも役立つスマートフォン内線化ソリューションです。

現在、個人所有のスマートフォンをビジネスに活用しようとする動きは札幌ドーム様のみならず、さまざまな業種・業態で広がりをみせています。エス・アンド・アイは、uniConnectの先進性を活かし、お客様のニーズに応えた事業を拡大してまいります。

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