エス・アンド・アイ株式会社（本社:東京都中央区、代表取締役社長:松本充司、以下エス・アンド・アイ）は、従来のハードウェア/ソフトウェア保守サービスプログラムに加わる新メニューとして、「S&Iサーバー・レスキュー」サービスを2006年8月1日（火）から開始することを発表いたします。

ネットワークとサーバーをはじめとするITインフラは著しく複雑化しており、運用人員の確保とスキルの維持のためのコスト増加が企業活動を圧迫しています。システムに障害が発生した際のダウンタイムを最小限に、かつ的確な対処を迅速に行えるようハードウェアからオペレーティングシステムまでを熟知したシステムエンジニアを確保・育成していくことは日々難しくなっています。

エス・アンド・アイは、これまでもIBM eServer xSeriesシステムに限定した支援サービスをお客様（公共交通機関のサービス基幹システムや大手製造会社の業務基幹システムなど）にご提供して参りました。

このサービス実績から、新たに開始される保守サービス「S&Iサーバー・レスキュー」は、IBM eServer（xSeries、pSeries）、ストレージを含むIBM製の周辺機器、オペレーティングシステム（Windows ServerまたはLinux）、サーバーアプリケーションへと対象範囲を拡げ、エス・アンド・アイが構築したお客様のシステムで発生したトラブルの解決支援を24時間365日行います。

エス・アンド・アイは、お客様が必要とされるITインフラ・システムのコンサルティング、設計、開発、構築、保守・運用のフェーズを一貫して提供しており、お客様のシステムを熟知した技術スペシャリストが、いかなるときでもシステム障害に対して的確な判断を下し、リモート（必要に応じてオンサイト）にて最善策をご提示・実行いたします。

「S&Iサーバー・レスキュー」が提供するサービスは、以下のとおりです。

• システムの運用監視と効率的なシステム運用のためのコンサルテーション
• 各種ソフトウェアのバージョンアップ
• 障害発生時のリモートまたはオンサイトによる障害の特定作業および対策
• サーバーOSや各種サーバーアプリケーションの復旧支援

「S&Iサーバー・レスキュー」は、2006年8月現在、選抜されたエンジニアが迅速かつ適切にサポートが可能な東京23区内に限定してご提供いたします。将来的には、ご要望にあわせて対象エリアを順次拡大していく考えです。

提供サービス

「S&Iサーバー・レスキュー」サービス概要

◎障害発生の一次切り分け

• ハードウェアログ収集
• ハードウェアLED確認
• ハードウェア稼働状況確認
• OSログ収集（Windows ServerおよびLinux。各種ユーティリティのログを含む）
• OS稼働状況確認

◎ハードウェア対応

• 交換機器手配（ハードウェア保守契約が別途必要。各ハードウェアベンダーによる保守対応）

◎サーバーOS・サーバーアプリケーション対応

• 不具合内容の調査/対処方法の策定
• 設定変更
• 復旧/不具合解決（Hotfix適用）

◎データリストア

• 上記対応で解決できないと判断した場合にデータリストア

※エンジニアのオンサイト対応については、障害切り分けの段階で判断いたします。
※サーバーアプリケーションのHotfix入手が有償の場合は、別途お客様によるメーカーとの契約が必要です。
※データリストアは、お客様の責任によりシステム領域、データ領域のバックアップデータが存在していることが前提です。

サービス提供エリア

東京都23区内（2006年8月現在）

サービス参考価格

IBM BladeCenter 1シャーシ+HS20×14基+SANストレージ1ユニットの構成の場合、月額70万円から。
ボリュームディスカウントは、サーバー100台以上から。

以上