- ■必要となるイニシャルコスト、ランニングコストが高額
- ■それぞれの監視、障害ポイントなどが多く、それらの運用の複雑性
- ■拡張時の手間や複雑性
これらの課題を解決する方法として注目されているのが、HCIです。HCIは、複数サーバーのローカルストレージをSoftware Defined Storage(以下、SDS)の技術を用いて共有ストレージとして利用します。これにより、シンプルな構成が可能となり、拡張する場合も迅速に対応できるようになります。
近年、仮想化インフラとして注目を集めているハイパーコンバージドインフラストラクチャー(以下、HCI)は、さまざまなメーカーから製品が提供されており、ここ数年HCI市場は急激に拡大しています。その中でも特にHCIの市場を盛り上げているのが、Nutanixと VMware Virtual SAN (以下、vSAN)です。今回、Nutanixと vSANの性能、特にパフォーマンスに重点を置き比較検証を実施しました。(2018年10月)