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HCI検証コラム

進化するHCI
移行から、更新、拡張、更改まで、VxRailの実力を徹底検証!

2022/05/11

VxRailは、DellとVMwareが共同開発した唯一のHCI(ハイパーコンバージド インフラストラクチャ)製品です。

これまで多数の企業に導入してきたSIerとしての視点で、3Tier環境からの移行作業や拡張作業などにおけるメリット/デメリットを、検証した結果をもとに詳しく解説します!

VxRailとは?

VxRailは、エントリー・パフォーマンス重視・ストレージ容量重視など、さまざまな用途に対応したシリーズを展開しています。お客さまのご要件に応じて柔軟な構成に対応可能なアプライアンス製品で、必要なソフトウェアはもちろん、サポートツールやデータ保護オプションなどのコンポーネントが標準搭載されています。

更新や拡張の際の作業手順が非常にシンプルで、作業工数を削減できる点が特長です。

特に、「ワンクリックアップデート」機能は、1つの設定で、自動でVMを退避させながら順次アップデートでき、マニュアル操作によるアップグレード作業やサーバー台数分作業を繰り返す必要もありません。バージョンアップの重要性は理解しつつも、手順の確認や事前検証などから後回しにしてしまいがち...というケースにおいて非常に有効です。

移行から更新、拡張、更改まで、システムの運用サイクルを想定した検証でVxRailの実力を徹底検証!

VxRailを含むサーバ製品は、1度導入したものを永続的に使用できるわけではありません。製品に設定されたサポート終了日(EOL)前に、次世代の製品に更改する必要があります。多くのお客さまでも、導入→運用保守→更改→運用保守→更改・・・を繰り返し、システムを継続利用されているのではないでしょうか。

今回の検証では、こうしたシステムを継続利用する際のフローを想定し、EOLを迎える仮想基盤からVxRailへ更改し、その後次世代のVxRailへ再更改するまでに生じる作業について、検証を実施しました。