コンテナとは、アプリケーションを「コンテナ」と呼ばれる環境にパッケージ化し、「コンテナエンジン」上で動かす仮想化技術のひとつです。サーバー仮想化(VMなど)と比べ、コンテナ内のOSはホストOSを共有するため、アプリケーションを高速かつ軽量に起動することが可能となります。また、コンテナエンジンがインストールされた環境であればどのような環境でも同じように動くので、場所を選ばずにアプリケーションを稼働することができます。これらのメリットにより、開発サイクルの高速化を見込めます。
■Kubernetesとは?
Kubernetesとは、オープンソースのコンテナオーケストレーションツール(コンテナの管理を自動化するためのソフトウェア)としてデファクトスタンダードとなっている技術であり、マイクロサービスの実行環境として注目されています。
■Red Hat OpenShiftとは?
Red Hat OpenShiftは、Red Hatがサポートするエンタープライズ対応のKubernetesをベースとするコンテナプラットフォームです。Kubernetesのメリットに加えて、以下のようなメリットが期待できます。