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プロジェクトレポート

2006年FIBAバスケットボール世界選手権

バスケットボールとネットワークインフラ

バスケットボールは、世界的にサッカーに次ぐ人気スポーツです。このスポーツでは、試合映像と同時に「スタッツ」と呼ばれる記録データ(どの選手が/いつ/何をしたか)がとても重用視されています。「スタッツ」を見れば、試合中の得点経過、優勢な時間帯、ベンチワーク、選手の好不調など、そのゲームの全てを知ることができるというものです。

スタッツのイメージ1
シュート位置を表示(クリックで拡大表示)
スタッツのイメージ2
Play by Playを表示(クリックで拡大表示)

バスケットボールと言えば、アメリカを連想されるかもしれませんが、実は同大会の優勝国はスペイン、準優勝国はギリシャ、アメリカは3位、アルゼンチンが4位という結果に終わりました。ヨーロッパや南米において、実力と人気の高さがうかがえます。
広範囲な海外からの注目が集まる中、日本国内の複数会場で同時に1日3試合ずつが行われ、「スタッツ」を通じて試合終了2分後には公式データをWEBで公開するなど、世界中のバスケットボールファンが心待ちにしている試合情報をリアルタイムに提供しました。

顔写真

これまでに培ってきたスキルを活かして、イベント中に発生するであろう、ありとあらゆるトラブルの可能性を予測し、どんな状況においても柔軟に対応できる体制を整えることができました。
川辺隆史(ネットワーク担当)

S&Iは、開催された国内5会場(埼玉・札幌・仙台・浜松・広島)での会場内/会場間ネットワーク ~スタッツ系・メディア系・スタッフ系など~ やメディア向け記録システムのインターネットサイトの構築・運用を担いました。

概念図ー拠点/スタッフ役割

各拠点共通ネットワーク概略図(クリックで拡大表示)

「スタッツ」を記録・配信していくネットワークは、世界バスケの開催にあたり、最も重要視されたもののひとつでした。
S&Iは、FIBAが採用しているドイツのスタッツシステム会社のスタッフと連携して、試合経過を逐一記録していくスタッツシステムを構築・運用しました。「スタッツ」のデータは、インターネットを通じたライブ速報、また各種メディアが世界中に報道する記録速報データとして利用するため、まさに「落ちることが絶対に許されないシステム」でした。

同時に、世界バスケの試合結果を報道する記者が、世界各国から約800人も参加しました。彼らは、非圧縮の高解像度写真データ、取材時の音声ファイルや記事原稿などの大量データを、他社よりもいち早く本社に送る必要があります。S&Iは、記者のために、まさに戦場のようなメディア・センターのネットワークの構築・運用も行いました。

セキュアでありながら、速く、止まらないネットワーク構築のノウハウ、さまざまな言語が飛び交う中でのコミュニケーション能力、といった幅広い対応力が要求されるプロジェクトになりました。

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2006年FIBAバスケットボール世界選手権のデータ:

  • 世界212カ国の国と地域が参加する4年に1度の世界大会
  • 予選 8月19日~8月24日 : 決勝8月26日~9月3日
  • 日本4会場(札幌・仙台・浜松・広島)にて24チームで予選
  • 埼玉会場にて決勝トーナメント
  • スタッフ10,000人、対応メディア800人
  • 延べ視聴者155カ国 10億人以上

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