エス・アンド・アイ株式会社（東京都中央区　代表取締役社長：藤本司郎。以下、エス・アンド・アイ）は、オフィス利用に必要となる機能を追加した、スマートフォン用の企業向け発信専用ダイヤラーアプリケーションのメジャーアップデート版となる『uniConnect II（ユニコネクト・ツー）』を本日発表します。

『uniConnect』はスマートフォンを企業の内線電話として利用するための発信専用ダイヤラーアプリケーションで、専用のIP-PBXと連動させることにより、携帯電話よりも低額に固定回線からの発信が可能になります。また、会社の固定電話番号への着信もスマートフォンで受けることができるため、オフィスでも外出先でも、固定電話番号による通話が可能となります。万が一、スマートフォンを紛失しても、即座に利用者自身でスマートフォンを初期化できる「セルフ・リモートワイプ」機能を持ち、情報漏えいのリスクを軽減します。

最新バージョンの『uniConnect II』は、アップル社のiPhoneに対応しています。iPhoneをオフィスの卓上電話と代替できる、主に下記のような機能を備えています。

保留
通信キャリアのオプションサービスを利用せず、通話の保留・解除の操作ができます。保留音には、独自音源を設定することができます。

転送
iPhoneで着信した通話を、他の電話に転送することができます。
転送先の電話番号は、番号を直接入力するか、アドレス帳から呼び出すことができます。

コールピックアップ
大代表番号や部門代表番号への着信を手元のiPhoneでピックアップすることができます。

ボイスメール
通信キャリアのオプションサービスを利用しない留守番電話機能です。録音されたボイスメッセージは、本人宛にメールで音声ファイルとして送信されます。

自動転送先設定
長期休暇や海外出張などの不在対応として、利用者自身が着信の自動転送先を設定できます。

設定値の一括インポート
利用者自身が割り当てられたアクティベーションコードを入力すると、共通の設定値を自動的にダウンロードする機能です。企業での一斉導入時に管理者の作業を軽減します。

『uniConnect』では、従来から、企業のPBXに着信した電話をスマートフォンに転送する仕組みを取り入れています。転送されたスマートフォンには一般的に、発信元ではなく、PBXの発番号が発信者として表示されてしまいます。『uniConnect II』では、独自の技術（特許出願中）を組み込むことで、PBXからの転送であっても、iPhoneに発信元の電話番号を表示させることを実現しました。

エス・アンド・アイは、「いつでも、どこでもオフィス」をコンセプトに、ビジネスシーンにおけるスマートフォンの利便性を追求し、よりよい企業のスマートフォン導入を支援してまいります。

以上